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ノベルNo.1「10(第十八回)」

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もう完全に無縁と思っていた“10分間の現象”が牙を剥いて
完全に表面に現れた!

「ゲホッ!!」

「ん?どうしたの?むせた?」

「エホエホ!ウゲェ!!!」

(ビチャビチャ・・・)

22:30 吐血

「キャァァ!ちょっと待ってて救急車呼ぶから!」

22:40 救急車で病院へ搬送される。

0:50 緊急検査終了

「先生!サトシは?!」

「とりあえず、こちらへ来てください」

僕はまた病院のベッドにいた。
既に見慣れてしまった、天井をずっと眺めていた。

「ゲホッゲホッ!」

ふと病室内の時計に目をやると、

「え・・・1:00」

まさか・・・と、同時に病室へ担当医とキヨミが入ってきた。
あの太陽のような顔のキヨミが完全に雲がかってしまって、
激しい雨を降らせている。

「ナガイシさん・・・」

「はい・・・」

「大変・・・大変申し上げにくいのですが・・・。」

キヨミの表情と、担当医の空気を読めば、
大体の結末は分かっていた。

「貴方の身体は癌に冒されています。」

「ウゥ・・・」

やっぱりそうか、とはいえ癌だって、発生箇所や進行度によって
ある程度の治療が出来ることぐらいは心得ていた。
プロフィール

アキヒサナウ

Author:アキヒサナウ
かっこよくはなれません。

が、かっこつけます。

が、かっこつけたら、

ふざけます。

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